環境変数の通し方

Linuxのコマンドをほとんど忘れているようなので、自分用にメモ
ターミナルからコマンドを打っていると

[root@server]# chkconfig httpd on
bash: chkconfig: command not found

という「参考ページの通りにタイプしたけど、コマンドが通らない!」という事態が発生する。これは単に「環境変数」or「パス」が通っていない状態で、焦ることはない。「chkconfig」がどの場所にあるかわからないという事だ。
そんなときは「whereis」コマンドを使えば場所がわかる。

[root@server]# whereis chkconfig
chkconfig: /sbin/chkconfig /usr/share/man/man8/chkconfig.8.gz

whereisコマンドの結果、「chkconfig」は /sbin/chkconfig にあることがわかる。

[root@server]#/sbin/chkconfig httpd on

とタイプすればOK。

しかし、毎回/sbin/を頭につけるのは面倒なので、「特に指定してない場合は、/sbinもチェックしろよ」と前もって教えておく(=パスを通す)
すでにいくつかはパスが通っているようなので、現在のどこにパスが通っているか確認する

[root@server]# echo $PATH
/usr/kerberos/sbin:/usr/kerberos/bin:/usr/local/bin:/bin:/usr/bin:/usr/X11R6/bin:/home/hogex/bin

/sbinには通っていないのがわかる。/sbinにパスを通すには

[root@server]# PATH=$PATH:/sbin/

とタイプ。そうすると…

[root@server]# echo $PATH
/usr/kerberos/sbin:/usr/kerberos/bin:/usr/local/bin:/bin:/usr/bin:/usr/X11R6/bin:/home/hogex/bin:/sbin/

/sbinにしっかりパスが通っているのがわかる。